品川牧場について

品川牧場の大志を実現する3つのキーワード「人」一緒に大志の実現をめざす酪農のプロフェッショナルたち
品川牧場では、牛たちが快適に過ごすための牧場設備や環境対策にも早くから力を入れています。
搾乳牛に関しては、平成5年の6頭Wヘリングボーン型ミルキングパーラー導入にはじまり、従来のつなぎ牛舎からフリーストール牛舎へと順次移行。乳質・乳量の向上と共に搾乳作業の大幅な効率化に成功しました。現在では、搾乳牛用に500頭規模のフリーストール牛舎を2棟、関東圏の牧場では初となるロータリーパーラーを完備したほか、すべての搾乳牛にIDタグを装着し、乳量、乳伝導率、歩数等をデータ管理。これらの設備により、搾乳牛1000頭程度までの効率的な牛群管理と、1日3回の多頻度搾乳を可能にしています。
また、哺育牛に関しても牛舎に自動哺乳ロボットを設置し、それぞれの子牛にあわせたベストなミルクを少量多回給与することで、発育の促進と作業の効率化を両立しています。
環境面では、大型のたい肥舎に加え、浄化槽設備も新たに完備。ふん尿やパーラー排水を固形分と液体に分離後、固形分は乾燥・発酵させてたい肥化し、自家用のたい肥として牧草地に敷き込むとともに、周辺の農家の方に格安で提供。液体は浄化槽で浄化して牛舎の洗浄水として再利用し、自然への負担を最小限に抑えています。


ページの先頭に戻る