品川牧場について

品川牧場の大志を実現する3つのキーワード「人」一緒に大志の実現をめざす酪農のプロフェッショナルたち
品川牧場がここまで成長できた最大の原動力は、企業酪農という新しい形態の酪農を成功させるためのシステムにあります。
その1つが、長年こだわり続けている「自家育成」です。血統登録済みの乳牛に、優秀な雄のホルスタインを少数厳選し、その精子を人工授精させることで、泌乳能力だけでなく、穏やかな気性の面でも計画的な向上を図り、斉一性を保つことができます。これにより、大幅な乳質、乳量の向上と牛のストレス低減を実現しています。同時に、防疫の観点からも高い安全性を確保しています。
また、規模拡大と設備充実に伴った「役割分担の明確化」にも力を注いでいます。搾乳などの“マニュアル化の可能な業務”と、給餌や環境整備、哺育、治療などの“経験が必要な業務”、TMR(配合飼料)の配合指示や群単位の繁殖管理などの“外部コンサルタントとの連携が必要な業務”とをスタッフのスキルにあわせて各自が担当。全員が責任とやりがいを持って取り組むことができ、業務の円滑化に成功しています。
このような取り組みの結果、品川牧場の搾乳牛は乳量検定において、年間1頭あたり11,000s以上という高い泌乳量を実現しています。人間と牛とが共に最大限の力を発揮できるシステムが、品川牧場の要と言えるのです。

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